開催日時
2023年3月4日(土)15時00分~16時10分
こちらのイベントは終了致しました
場所
オンライン(Zoomを利用したリモート開催)
定員
先着40名
※会員登録された方は後日当サイト内(会員限定ページ)にて録画動画を視聴可能
対象
- 中高生/中高教員、大学関係者
- 教職志望の学生
- 民間企業SDGs/CSV担当者、他
参加費
無料
研究会詳細
概略
今回は、高校生と企業担当者のコラボレーションによる実践発表事例。『包括的性教育*は、人が幸せに生きるために必要な学問』をモットーに、ベネッセや花王、Be-A Japanと協働で全国の中高生を対象とした特別授業を実施している高校生チームbeingの活動にフォーカスを当てます。特別な能力や生い立ちをもたない「ふつうの生徒」が「社会課題を解決する高校生」に変容する教育的な「機会」「環境」「リソース」についても考察します。
*ユネスコによって提唱され、日本でも少しずつ認知が広がっている世界の性教育の指針「国際セクシュアリティ教育ガイダンス」に基づく教育実践。身体や生殖の仕組だけでなく、性の多様性、ジェンダー平等、人間関係や価値観など様々な側面から包括的に学ぶ性教育。SDG3.7やSDG5.6にも貢献する教育として、社会的重要性も高まっている。
プログラム
開会 | 開会のご挨拶 鎌倉好男 [当機構・代表理事] |
発表 60分 |
高校生が企業とコラボで授業をしちゃう学校 ~「人を幸せにする学問」を届けたい~ |
発表者 郁文館グローバル高等学校・ID学園高等学校 チームbeing beingの取組みについてはこちら 株式会社ベネッセコーポレーション 事業戦略本部 宇都宮章子さん ベネッセの取組みについてはこちら |
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閉会 | 事務局よりご連絡、閉会のご挨拶 |
郁文館グローバル高等学校・ID学園高等学校 チームbeingの紹介
都内にある私立郁文館グローバル高等学校の生徒4名が集まって結成したチーム
「自分らしく生きることのできる社会を実現する」といった共通のビジョンを形にする手段として、全国の中高現場で包括的性教育を推進している。
包括的性教育に関するサービスの企画開発を進める株式会社ベネッセコーポレーションのプロジェクトに一部参画し、LINEアカウントponoelの開発や、中高生向けの特別授業や、生理用品の無償提供などを含めた実証事業に協力している。ベネッセが発刊する教育誌『VIEW next』など、各種メディアにもその活動が取り上げられている。
生徒たちが在籍する同校は、1人1校1年間の全員海外留学、共創型探究学習「協働ゼミ」、SDGs教育等を通じて、「社会課題に関心を持ち、解決できる人財育成」を行う。
宇都宮章子さんの略歴
株式会社ベネッセコーポレーション 事業戦略本部
学校向けの企画提案や、先生方へ向けた大学入試や新教育課程に関する情報発信等を経て22年より現職。2021年度から始まったベネッセグループの新・提案制度「B-STAGE」の新規事業部門で、包括的な性教育企画を提案し、最優秀賞を獲得。以後、月経周期の管理をしながら、身体や心、人間関係のことなど誰も教えてくれない性にまつわる情報を知ることができるLINEアカウント「ponoel」の企画開発を率いる。チームbeingとは2022年6月より協働を開始し、現在に至る。
申込み・お問い合わせ方法
お申込み頂いた方に、Zoomの招待リンクをお送りします。
[問合せ先]info@co-credu.org (担当:五十嵐、佐藤)