活動報告

【動画公開】数学・英語からSDGsを考える

第3回・全国SDGs教育研究会(2022.9.9)の動画「数学・英語からSDGsを考える」を公開しました。


※こちらの動画はダイジェスト版となります

【前半(28分)】 園田毅(そのだつよし)先生 [同志社中学校・数学科教諭]
「地球温暖化を関数(数学)で考えよう!」
~ ほんもののデータを見て使って、地球温暖化について考えた中2数学の授業実践 〜

<概要>
21世紀に入り、数学の教科書でも日常生活や社会問題を結び付けた題材を取り扱うようになり、地球温暖化のデータ(気温、CO2の経年変化)が紹介されたり、ガソリン車とハイブリッド車の燃費比較をグラフで考える問題が発展問題として載っていたりします。

今回の実践(単元は比例・1次関数)では、気象庁HPに紹介されている1891年から130年間のデータを使い、自分でグラフを作り、関数の学習と合わせて地球温暖化問題を考える授業を紹介します。

<講師紹介>
1965年生まれ。2016年、校内の教科オープンスペースに「数学博物館 Do★MATH」、パズルやゲーム、解説教材など実際に触れて楽しみながら数学を学べる場をオープン。また、在校生以外にも小学生やその家族、市民向けの見学会も開催。Facebook(同志社中学校数学博物館)や数学教育月刊誌、「数学教室」と「数学教育」に授業実践を発信し続けている。

【後半(38分)】 皆川祥吾(みながわしょうご)先生 [同志社中学校・英語科教諭]
「社会と英語のコラボ授業 勝手に観光大使」
~社会授業で日本都道府県の地理を深く学び、その学びを活かして外国人の方向け観光プランを考え作成した中2英語の授業実践~

<概要>
「英語は使うためにあり、学ぶためにある」そのような想いから、同志社中学校英語科では”Think Act Learn in English”をモットーに実用的な英語4技能育成を目指してきました。実用的な力を育むため、授業内では実社会やリアルな世界につながる課題設定を心がけています。

この「勝手に観光大使」は、2020年度に同僚の社会科教員が元々設定していた地理の課題で、生徒たちに都道府県の観光ポスターやご当地マスコットを考え作り出してもらうことで、その土地を深く知ってもらうというものです。生徒たちが考え作り出したものをアウトプットするため、英語授業では、「外国人向けの旅行プランを作成し、動画にまとめる」という課題設定をしました。

<講師紹介>
1985年東京生まれ神奈川県育ち。都内の大学卒業後、教育関連会社に勤務。「やっぱり教員になりたい!」との想いから会社を退職し、イギリスの大学院で英語教授法を学ぶ。2013年より現職。「実社会に結びついた英語」の授業実践は、「英語って楽しい!面白い!」と生徒たちに定評がある。

動画アーカイブのチラシ(PDF)をダウンロード

こちらより動画をご覧ください。

数学・英語からSDGsを考える(第3回全国SDGs教育研究会2022.9.9)

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